日々の子育て悩みブログ

感覚過敏傾向がある子どもとの日々の向き合い方とは?就学相談って何するの?普段はどんなことに気を付けてるの?など色々な悩みを一緒に超えていく過程を綴っています😊

HSCで繊細な子どもの特性を生かした習慣や過ごし方

HSCで繊細な子どもの特性を生かした習慣や過ごし方

こんにちは。少しづつ暖かくなってはきたものの、まだまだ昼夜の寒暖差がからだに響きますね。みなさんご自愛ください。

さて、今日は子どもの特性シリーズです。我が子はもうすぐ保育園を卒園するもうすぐ6歳(早生まれさん)。来年度は新しい環境にまたチャレンジする年なので、我が子との歩み方を今一度再確認するという私への応援(笑)もかねて記事にしてみました。

☟過去に感覚過敏ではないかと思いながら行事に立ち向かった話しはこちら。

【成長過程】感覚過敏に気づくまでと年長最後の運動会 - 日々の子育て悩みブログ

HSCと感覚過敏の違いで右往左往していた

感覚過敏の子どもの親だからこそ成長できること - 日々の子育て悩みブログ

この記事で詳しく私が思うHSCと感覚過敏の違いを、いろんなホームページの情報を読んで自分なりに噛み砕いた内容をお話ししています。結果、我が子はHSCという気質なんだろうなという結論に至ります。特に医療機関に罹ったわけではないのですが、タイミングが幸いして【就学前相談】という市役所の相談機関にほぼ滑り込みもいいところで参加しました。そこで経過を一緒にお話ししながら、医療機関にかかるほどではないけど我が子なりの気質として持ち合わせているんだろうな…という結論に至ったわけです。

HSCってマイナスなことじゃない

我が子の特性として以下が当てはまります。

  • すぐにびっくりする
  • 驚かされるのが苦手である
  • しつけは、優しい注意のほうが効果がある
  • 親の心を読む
  • 年齢の割りに難しい言葉を使う
  • ユーモアのセンスがある
  • 直観力に優れている
  • 興奮したあとはなかなか寝つけない
  • 大きな変化にうまく適応できない
  • 服がぬれたり、砂がついたりすると気になる
  • 完璧主義である
  • 誰かがつらい思いをしていることに気づく
  • 静かに遊ぶのを好む
  • 考えさせられる深い質問をする
  • 痛みに敏感である
  • うるさい場所を嫌がる
  • 細かいこと(物の移動、人の外見の変化など)に気づく
  • 石橋をたたいてたたいて叩き割って渡る
  • 人前で発表するときには、知っている人だけのほうがうまくいく
  • 物事を深く考える

これってHSC!?繊細すぎる子供の特性を生かした育児をしよう! |七田式LAB 23のチェックリストより

最初にこのページを見た時は、当てはまりすぎてびっくりしました。この特性は正直産後の私にも当てはまります。まったく分からなかった乳児期は、知らない場所ではべったりで離れられなかったり実家も行き慣れないうちは30分以上到着してから泣きっぱなしなこともしばしば…。幼児さんになってから、この行動がどこからくるものなのかがやっと分かるようになったんです。

見通しがつくとパニックにならない

初めてのことや久しぶりのことなど、子どもの記憶にないことはすべて1か月ほど前から予告をするようにしています。例えば予防接種。予防接種って年に1度だったり大きくなるにつれて数年に一度だったりと、子どもの記憶はどんどんアップデートされていって忘れていきがちです。なので、大きくなるとは言え3~5歳のあいだは特に記憶に残っていなかったのでYouTubeで怖がりにくいけどちゃんと現実味があるような動画を探して想像がつくように対策をしています。同じような対策(先々の事をイメージさせてあげる)を講じているものは、他にもいくつかあります。

  • 運動会などの行事で、普段過ごしていない場所を使う(会場の下見をする)
  • はじめて遊びに行く場所(写真や動画を見せておく)
  • 普段のルーティンが変わる場合(カレンダーに書いて予告)
  • 人の多い場所を通ったりする時(事前に声をかけておく)

などなど、今思いつくのはこの辺りですが少し先回りをする感覚です。あまり先回り育児は良くないと言われることもありますが、HSC気質の我が子には大事なこと。多少のびっくりも我が子にしてみれば、多大なびっくりだったりすることもあるのでそこは小さなことかもと思っても念のため声に出すようにしています。

見通しが立つからこそのメリット

子どもに予告をするようになってから、自分も忙しなく過ごすことが激減しました。先の見通しが立つように自分も行動するようになったことで、その過程でなにか急に入ってきた用事のコントロールも出来ています。普段しっかり予告をするからこそなのか、最近は子どもも急な用事が入ってもしっかり説明することで飲み込めるようになってきているように思います。

HSC、悪くない

なんとなくHSCのイメージってみなさんどんなものをお持ちでしょうか。まだまだ聞き慣れないけど、なんか知っている程度だと心配だったりマイナスなイメージを持たれがちなワードなのではないかなと思います。でもそんなことないんです。

例えば、「○○組の○○ちゃんが◇◇くんにいじわるされてて、○○ちゃんと一緒になんとなく居た」や、「ママ大変そうだったからこれやってみた」など子どもなりにいろいろ観察をしてその時にできることを判断して行動に移せていて共感能力や考察する力が高いことが良く分かります。逆に言うと、親の顔色を窺わせてはいけないなとも日々気を付けるようにはしてるもののなかなか…という感じです。

「人一倍敏感な子」と「穏やかな子」は紙一重

敏感にいろんなものを感じて判断してから、まるで石橋をたたいて渡っているかのようなペースで行動に移すことが多いため見た目は「穏やか」で「ゆっくり」な子に思われがち。それはたくさんの情報を処理しながら行動するからゆえなのです。今後我が子はきっと自分の特性に気づく日が訪れます。決してマイナスではなく、長所がたくさんあるんだよと私自身もっと理解を深めて伝えられるように邁進したいものです。

それではまた。