日々の悩みブログ

女性特有の悩みや子育て中に感じたことなどを綴っていきます。

【子育て・発達】実は感覚過敏と戦っていたお話し

こんばんは、ゆーです。

自己紹介から1日が経過し、同日にもう1つ記事を作成して公開したい!

という希望は寝かしつけからの子どもと一緒に寝落ちをする、という

寝かしつけ担当者あるあるとともに消えていきました・・・。笑

 

そんな昨日でしたが、今日は見事に寝かしつけから復活を遂げたので

ここ数日の中で一番濃いトピックだったこと【子どもの感覚過敏】について少しお話ししてみたいと思います。

今日のトピックは、

  • いつ気づいたの?子どもの感覚過敏
  • 実際に何か対策できたのは気づいた時期と同じ?どんな対策をしているの?
  • どんな感じで向き合っているの?

こんな3本立てでお送りしたいと思います。

よかったら最後までお付き合いくださいね。コメントもお待ちしてます。もし同志の方がいたら私もとても心強いです!!!

 

◆いつ気づいたの?子どもの感覚過敏

 実は、今思い返すと兆候はすごく幼い頃から(今も5歳で幼いのですが、もっと前)血出ていたように感じます。…反省。

 遡るは大体生後10か月。はい、かなり遡ります。

離乳食でつかみ食べをはじめ、生まれて間もなくコロナ渦突入ベビーだったのでやっとお外で砂の感触を体験できる頃だったと思います。

 

 まず、離乳食で作った野菜スティック・おやき等のつかみ食べに苦戦します。

のちに触る砂の感触もそうなのですが、そうです、触覚過敏です。

本当に、今思えば状態なのでもっと早くから気にしてあげられていたらなとタラレバを並べることしかできないのが悔やまれるばかりです。

 

例えば砂遊び。

これは5歳になった今も砂に限ったことではなく継続中なのですが、やたらと手に付いた砂を何度も何度も、それはまるで1日に何度も手洗いをするかのように払いたがります。手だけではなく、靴の中に入った砂もそうです。

砂場で遊んでいて結構入ってしまって気になるのではありません。

一般的な公道を歩いていて、靴の中に入った多少の砂も気になってすぐ出したがります。

 

 いろんな感覚過敏のお話しを読んでいて、『あぁこれも症状の1つだったの?』とすごく落ち込むことがあります。

振り返ると1歳満たない頃から出ていた症状ですが、実際に私が『もしかして』と気づけるようになったのはつい最近(現5歳)。1年以内のことです。

 

 きっかけは、通っている保育園でいろんなお友だちがテンション上がって声を張り上げると自分の子どもだけ手で耳を塞ぐ動作を数回連続で目撃。

この動作で『おや?』と感じるようになります。

それまでは、大体【初めての体験】や【大人でも緊張するような発表の場】など『それは緊張で泣くこともあれば、驚くこともあるよね…』と思い気づくことが出来ませんでした。ただ、やはり行事(園の運動会や発表会・夏祭りなど)での緊張や環境の違いからくる号泣は少し他の同い年の子よりも極度だな…と夫婦ともに感じていました。

 でも相談の仕方も分からず、どういう風に誰に話しを持っていったら良いのかが恥ずかしながら調べても分からなかったんです。感覚過敏に認識が繋がっていなかったから。

 

 ちなみに、前述の行事での号泣がMAXだったのは1年前の4歳の運動会です。夫婦ともに心打ちひしがれるほど参加もままならず、特に主人はとても驚いてどうしたらいいのか分からなくなるほどでした。

この頃までは本当に路頭に迷っていたかもしれません。

 

◆実際に何か対策できたのは気づいた時期と同じ?どんな対策をしているの?

 結論から先にお話しすると、対策が出来るようになったのは4歳の運動会の姿を見た1年後の5歳の運動会の前準備期間です。

そして対策が出来るようになったのには大きく3つ、きっかけがありました。

  1. 登園している園内に、児童発達支援教室が設立されたこと
  2. 5歳の担任の先生・児童発達支援教室の先生方とかなり詳細に面談が出来たこと
  3. 子どもが5歳になり、何が不快なのかしっかり言葉にするようになったこと

この3つが本当に大きいです。

では、もう少し詳細にお話ししていきたいと思います。

 

1.登園している園内に、児童発達支援教室が設立されたこと

 これは本当に幸運でした。

今まで全くもって【療育が必要】とまで感じておらず、園からも声が掛かることもなく過ごしてきました。

ですが、やはり4歳の運動会の姿がずっと気になっており普段の生活ではそこまで気になることは大きくないけど、通っている園で環境が変わらないという条件の下ならネックになることも少ないし、子どもにとっての負担が少なく利用できるかもしれないと思って主人と話し合ったうえで申し込みを決めました。

 

 園から紹介された嘱託医へ向かい、診断書を作成していただく必要があるのですが子どもは日常生活の自立や言葉の発達などには全く問題がないため担当医の方にも『初めてお話しする感じではあまり必要そうには見えないんだけど、お母さんが話す内容を聞くく限りでは支援があったほうがいいよね。かなり困ってるもんね。』と判断してくださり、利用できる診断書を受け取ることが出来ました。

本当に恵まれていたと思います。

 

2.5歳児クラスの担任の先生・児童発達支援員の方とかなり詳細に面談が出来たこと

 今年度に入り、諸事情により担任の先生が持ち上がることなく年長さんになりました。たまたま担当してくださる先生が昨年の発表会でずっと子どもに付き添ってくださった先生でおそらく4歳の運動会についても引継ぎを受けておられたことと思います。

そのおかげもあってなのか、以前の年度に比べてかなり詳細に困りごとのヒアリングを年度初めの早めの段階で行っていただいたのではないかなと感じています。

 

 そして、今年度上期の中盤頃に設立された児童発達支援教室の支援員の方との月に1度行われる面談。支援時間の様子を事細かに写真や映像で面談時間に共有をいただいたり、生活の中でや通常の園の活動で不安なこともお話しを聞いてくださいます。

 

◇どんな対策をしているの?

 実は運動会前の面談で、感覚過敏の1つである聴覚過敏についての対処法を一緒に考えてくださいました。これまた知識がなかったので、園の中で気になっていた【耳を塞ぐ】行動を場面と併せてお伝えしてみたところ『イヤーマフを試されてみてはどうですか?園の通常の活動でも使用していただいて構いませんよ。』と言っていただきました。これを聞いてすぐその日のお迎え時に担任の先生に相談し、以前子どもと推しのLIVEに参戦した際に持参していたインナーイヤー型(カナル型とも言うのでしょうか。)のイヤーマフをまず園に持参しました。

 

さらに私個人で並行して調べていたことが1つと準備していたことが1つあります。

 ①感覚過敏研究所というHPの中のDicordというチャットアプリを使ったかびんの森というコミュニティへも相談をしました。活用するには少し登録作業が必要でしたが、こちらのチャットでも聴覚過敏のカテゴリーでイヤーマフについて意見交換をしたり出来て大変助かりました。まだまだ活用すると思います。

 

 ②運動会の会場の下見を家族で行う。

通う園はビルの中に入った園庭のない園のため、運動会の会場は別の場所で行われます。はじめての場所ではなく4歳で使用した会場ではあったのですが、かなり号泣していた為本人もあまり記憶がないとのことでした。事前に会場へ相談し見学の日を設定していただき家族で会場を下見してきました。

下見の際は、なるべく当日の雰囲気がイメージできるような声掛けでどこに保護者が居てどこで本人が演目を行うかなどをざっくりですが伝えながら見学しました。

 

 さて、園に持参したイヤーマフですが実は1度目は失敗でした。

なぜかというと、インナーイヤー型だったので運動会のように動きがある場合耳に自分で入れる練習をして慣れていたとしてもズレて気になると作業が中断されてしまい直しにくい様子とのこと。

 

 上記のお話しを受けて再度購入したのが、ヘッドフォン型のイヤーマフです。

当初の感覚だとヘッドフォン型の方がズレる頻度も多く鬱陶しいのではないかと思っていましたが、インナーイヤー型よりも自分で調整がしやすいようで今現在も重宝している様子です。

 

 そして気になるのが、1人だけイヤーマフを着用するにあたって他の園児さんからの見え方や本人の心持ちでしたがこれも取り越し苦労でした。

 まず、インナーイヤー型を持参した時点で先生とも連携が取れていた為使用する時点で同じクラスの園児さんには担任の先生からどういう物なのか、なぜ必要なのか説明をして実際に持参したものを見せてくださっていました。ヘッドフォン型を持参した際も同様です。ただし、説明があるのは同じクラスの園児さんだけなので縦割りで交流のある他のクラスの園児さんは事情を知りません。今のところその部分で嫌な思いをしているという話しを本人から聞くことがないので、すんなり過ごせています。

 

3.子どもが5歳になり、何が不快なのかしっかり話しが出来るようになった

 これも大きいです。

 かなり発語がしっかりしてきて、日常会話もよく聞いており記憶力も良いので翌日休みであることを私より先に担任の先生に嬉しそうに正確に伝えている、ということも増えてきています。

 これだけしっかり意思疎通ができるようになったため、園の活動で不安なことや嫌だったこともよく話してくれるようになりました。そのため前述した【耳を塞ぐ動作】を数回見かけた後も、『どんなことが気になって耳を塞いでいるのか』というお話しを本人としたところ『お友だちの大きい声が苦手なのよねえ』とお話ししてくれてそのまま児童発達支援教室の支援員の方に相談が出来る運びになりました。そこからイヤーマフの道が開けたので、本当に本人とのコミュニケーションは大事だと日々痛感しています。

 

◆どんな感じで向き合っているの?

 5歳の運動会は、イヤーマフとお守りのぬいぐるみを持参し臨んだところ1年経ての本人の成長もあり大成功に終わりました。今でも思い返すと感動の思いが蘇ります。運動会というわたしたち家族にはとても大きな壁を乗り越えましたが、年長さんなので来年度は小学生。そうです、感覚過敏持ちにはきつい環境ががらっと変わる瞬間が訪れます。その為、今は市の就学相談に通っています。(今後、もう少し進展があったら就学相談についてもお話ししようと思います。)就学相談で初回の面談を終えた段階なのですが、子どもと一緒に今後の流れを伺った際に最後の就学支援級判断の際に行われる1時間の預かりがあるというお話しを聞いて、かなり先のお話しですがすでに不安になり泣いていました。

 

 今までは、不安になると保護者に抱き着いて落ち着くことが多かった子どもも最近になってとりあえず1人で落ち着いてみる、という変化がみられます。そこは見守りつつ危険のない範囲で積極性を損ねないようにあまり先回りしないよう心掛けています。…といってもどうしても潜在的に『気になって不安になってしまうかもしれない』という頭が先に出てきてしまうこともあり、母も鍛錬の日々です。

 

◆さいごに

 まだまだ初めての人、初めての場所、初めての事柄に緊張し大きな音に驚きドキドキで号泣するほど不安を抱えることもよくあります。そんな中でも新しいことに挑戦する姿勢や泣いてはいるけど努力し続ける姿勢がみられるようになり、日々成長を噛みしめているそんな年長さんです。

 私たちの日常が、誰かの日常のちょっとした心のつっかえが取れるようなそんな存在だったらいいなあと思っています。よかったらお返事は早くないかもしれませんがコメントくださいね。

 

ではまた。